ヒロヒロのベランダ菜園記

2020年春から、マンション5階のベランダで、野菜やハーブを育てています。菜園の成長の記録と、日常の雑記です。

真夏の水やりは想像力

梅雨が明けてから晴れの日が続いて気温も高く植物もよく乾きます。

でも土が乾くのは暑さのせいだけではないんですよね。

葉が広く薄く多いものほど水分の蒸散量が多いです。

株全体が大きくて葉が多ければそれだけ水を欲しがります。

例えば我が家の植物だと、ワサワサ繁ってるイタリアンパセリはすぐに乾いてクターっとなってます。

葉が広くて薄いシソやバジルも朝あげたお水が夜にはカラカラです。

逆に葉が細くて硬いローズマリー葉ネギはそんなに土が乾きません。

プルプルして保水力の高そうなマツバボタンなんかは乾燥しても平気です。

土の乾きは鉢の大きさや材質にも影響されますね。

鉢は大きいほどたくさん水を含むから乾きにくいし、プラスチックより素焼きの鉢はよく乾きます。

小さな素焼きの鉢に植えてるアイビー(ヘデラ)はまだそんなに根が張ってるとは思えないのに毎日土の表面が白く乾いています。

素焼き鉢はそれ自体から蒸発するんですよね。

蒸発する時の気化熱で鉢中の温度が下がるから植物にとっては快適なんじゃないかと思います。

我が家でもシソやバジルは大きい素焼き鉢に植え替えてからすくすくワサワサ育ってます。

でもすぐに乾いてしまうから朝晩水やりが必要になります。

アイビーは強いから乾いても比較的大丈夫だけど、乾燥に弱い植物ならプラ鉢の方が良さそうです。

 

 

水やりは地上部分から地中の様子を想像することが必要よね。

根の先から水分を吸うんだから水がどこまであるかイメージするって大事。

イメージできなかったら鉢を持ってみて重さで水分量の見当をつけるとか。

地表を湿らせるだけでなくて中までしっかり水を含ませること。

逆に地中にまだ水分があるのに次々に水をあげたら呼吸できないからある程度乾いてからあげる方がいいし。

夏は特に早く乾くから、大きな鉢でたっぷりの土にたっぷりの水をあげて育てる方が失敗が少ない気がします。